浄化槽の種類
キッチン、トイレ、お風呂などから出る生活排水に含まれているゴミや汚れを分解しきれいにするため浄化槽へ集められ、微生物を用いて処理をしています。
浄化槽には合併処理浄化槽(全生活排水を処理)と単独処理浄化槽(トイレの排水のみを処理)があり、活性汚泥法( 微生物を浮遊させて処理)や接触ばっ気(ばっ気)法(ネットやパイプに微生物を付着させて処理) があります。
※ 単独処理浄化槽は平成13年(2001年)から新設が禁止させています。
現在ご使用中の単独処理浄化槽は故障しない限りそのままお使いできます。
詳細
合併処理浄化槽 (現在主流)
特 徴:トイレ、キッチン、風呂、洗濯などの排水をまとめて微生物で浄化し、道路側溝などへ流します。
メリット: 水質汚濁が少なく、環境に優しい。
処理方式:主に「嫌気ろ床接触ばっ気方式」「分離接触ばっ気方式」などがあります。
単独処理浄化槽 (みなし浄化槽)
特 徴:トイレの汚水のみを処理する。生活雑排水(キッチン、風呂など)は未処理のまま放流されます。
状 況:平成13年(2001年)4月1日より新設が禁止。
処理能力による分類(合併処理)
BOD除去型:一般的な生活排水の有機汚濁(BOD)を効率的に除去する。
高度処理型:窒素やリンも除去し、湖沼や内湾の富栄養化(赤潮・アオコの原因)を防ぐタイプ。
サイズ・処理対象人員
一般住宅
浄化槽のサイズは、居住人数ではなく延べ床面積を基準に決定されます。
・5人槽:延べ床面積130未満の一般住宅。
・7人槽:延べ床面積130以上の一般住宅。
・10人槽:二世帯住宅など。
業務用
処理人数(人槽)によりサイズが決まります。
代表的なサイズ:
・50人槽以下:小規模な飲食店、店舗、事務所向け。
・51〜500人槽:中規模の集合住宅、学校、病院、大型店舗向け。
・501人槽以上:大規模な施設向け。
ポイント
業務用は面積だけではなく、使い方や想定利用人数などの要素によって算出されます
用途::飲食店、事務所、学校など(汚水質・水量が異なる)
規模:人数: 居住人数、スタッフ数、席数など
便器数:大便器、小便器の合計
※ 詳細は専門の工事業者による計算が必要になりますので、新設する場合は工事業者にご相談ください。
単独と合併の見分け方
蓋の枚数と言われていますが、新しいお家などはコンパクト化された浄化槽を設置する場合がありますのでご注意ください。
マンホールの蓋の数
・単独処理浄化槽 2枚
・合併処理浄化槽 3枚(小型の場合2枚の場合があります)
配管の接続先
台所、風呂、洗濯機からの排水が直接側溝に流れておらず、浄化槽に引き込まれていれば「合併処理」の可能性が高いです。
確実な方法
当たり前ですが、我々業者にご相談ください。
また、業者から受け取る「浄化槽保守点検報告書」や「清掃記録」に「合併処理」または「単独処理」と明記されていますのでご確認ください。
浄化槽の設置・修繕、ブロワーの交換・修理も承っております。
ぜひご相談ください!!